2019年12月3日火曜日

塩基配列の解析方法

つくってからずいぶん経つのだけど、やっと論文がでそう。
あちこちで蹴られていじめられまくった、最終的にScientific Reportsに落ち着いた。

この経緯はかなり不愉快なので忘れることにする。
要は、これまで自分たちのしてきた仕事が全否定されるのが
嫌なひとたちが査読してたってことだ。

これまでこの解析方法はインフォマティシャンがつくってきた。
というかバイオインフォマティクスの起りはこのへんからなんじゃないか。
有名なところではNJ法なんかがあるけど、階層型クラスタリングである。
あと最近ではもっと高度な、すごくヘビーな計算するものが開発されてる。

これら高度だしよく考えられているけれど、科学では使い物にならない。
検証不能な仮定だらけだから。
まあこれは、インフォマの人々がやらかしがちなことではある。

そもそも進化だけ考えるのなら、進化って科学には馴染まない分野だし、
それでもいいのかもしれない。日本人がどこから来たのか、とかさ。
それはファンタジーでもいいわけだ。どうだっていいもん別に。

けど法廷とか医療とか、ファンタジーじゃなくて科学的なことが重要な分野では、
この欠陥は困るのだった。インフルエンザウイルスの進化とかね。

塩基配列を多変量データとみなしてこれを解決することにした。
科学でつかえる多変量解析なんて、PCAくらいでしょ。
だからPCAつかった。

で、方法論のほかにインフルの解析をもうひとつつけたのだった。
こちらがエディターの目にとまったので、ふたつとも通ったようなものだ。

proofがおわって再提出したので、もうすこしでエンバーゴ設定される。
記者会見しなきゃ。ウイルスの分類とか進化とかを大幅に見直す必要が生じて、
ワクチンのつくりかたを変えるべき、って話になったからだ。

あんまし大風呂敷を広げないように、でも伝えねばならないことは逃さずに、落ち着いて話そう。


記者会見おわったー。田舎なもんで記者に理系の人いないんだよなー。ではある。
何とかしてほしいなあ。

エンバーゴは17日。守ってねみなさん。

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