この論文で、M7がまあほぼ起きないってことになってて質問があった。
じつはちょっと仕掛けがありました。
このデータとった1999年の10月って、静かな時期でした。
でかい地震がない。そもそも回数が少ない。
じつは、いまいまのデータでやると、M7は30年に1回くらいでおきます。
そのほうが日本の実情からするとしっくりくるかな。
まあでも、それでもM9はまずおきませんのでご安心を。
きっとそのまえに前兆は出る。
2025年9月26日金曜日
2025年9月6日土曜日
トカラ諸島の群発地震
えーもうボランティアおわり、とおもってたのですが、
もうひとつだけ。トカラえらいたいへんみたいだったので。
interpretation誌がゆっくりしてる間にMDPIがささっと出してくれました。
いいぞMDPI、もうハゲタカとか呼ばせない。
じっさい、わたしまったくお金はらってません。
https://www.mdpi.com/2624-795X/6/3/52
えー、平均して12分に1回くらいの、すごい短いインターバルでおきてたのですが、
これ2011年に起きた2回の群発地震とほとんど同じだったのね。
左がインターバル、右がマグニチュード。
3本の線になるはずが、きれいに一致しました。
まあ実質的におなじものだ。
諏訪之瀬島の噴火のときにこれが起きるらしいのです。
たぶん浅い海底に、マグマの通り道があって、そこにちょっと邪魔があるらしい。
それが揺れるんじゃないかな。
いつまで続くのかはだから、噴火がおわればおわるだろうと。
そしてマグニチュードのσが小さいので、この群発地震のなかでは、
でかいのは稀なはず。M4.5がほとんど起きないであろう、
まあじつはときどき震源うつるんで、そんときはもうちょっと大きいのがあるかもだけど。
いずれにしても3.11クラスの前兆はいまぜんぜんでてません。
まあ統計つかえばこうやって、過去のデータとの比較も簡単にできますぜって話でした。
とはいえ一つだけ不安があった。
噴火のデータがないの。
2011年の噴火と比較ができればよかったのに。
噴火のマグニチュードを測定するべき。定量しておくれ。
なぜなら、噴火は、地震よりも遥かに怖いから。
九州には、この10万年ですくなくとも4回、カルデラが残るような破局噴火がおきてる。
これ、文明が終わるからね。
九州が全滅して、西日本の街と農業が駄目になって、的なことがおこりえるから。
それは予知したいよ。
そのためにはデータが必要なんだよ。
もうひとつだけ。トカラえらいたいへんみたいだったので。
interpretation誌がゆっくりしてる間にMDPIがささっと出してくれました。
いいぞMDPI、もうハゲタカとか呼ばせない。
じっさい、わたしまったくお金はらってません。
https://www.mdpi.com/2624-795X/6/3/52
えー、平均して12分に1回くらいの、すごい短いインターバルでおきてたのですが、
これ2011年に起きた2回の群発地震とほとんど同じだったのね。
左がインターバル、右がマグニチュード。
3本の線になるはずが、きれいに一致しました。
まあ実質的におなじものだ。
諏訪之瀬島の噴火のときにこれが起きるらしいのです。
たぶん浅い海底に、マグマの通り道があって、そこにちょっと邪魔があるらしい。
それが揺れるんじゃないかな。
いつまで続くのかはだから、噴火がおわればおわるだろうと。
そしてマグニチュードのσが小さいので、この群発地震のなかでは、
でかいのは稀なはず。M4.5がほとんど起きないであろう、
まあじつはときどき震源うつるんで、そんときはもうちょっと大きいのがあるかもだけど。
いずれにしても3.11クラスの前兆はいまぜんぜんでてません。
まあ統計つかえばこうやって、過去のデータとの比較も簡単にできますぜって話でした。
とはいえ一つだけ不安があった。
噴火のデータがないの。
2011年の噴火と比較ができればよかったのに。
噴火のマグニチュードを測定するべき。定量しておくれ。
なぜなら、噴火は、地震よりも遥かに怖いから。
九州には、この10万年ですくなくとも4回、カルデラが残るような破局噴火がおきてる。
これ、文明が終わるからね。
九州が全滅して、西日本の街と農業が駄目になって、的なことがおこりえるから。
それは予知したいよ。
そのためにはデータが必要なんだよ。
5. なんで予知できなかったの
3つの変化を見落としていた。
頻度があがってたこと。
マグニチュードが大きくなっていたこと。
大きめの地震が密に起きていたこと。
それはなぜかといえば、統計をつかっていなかったから。
なにかを予測するときに統計つかわないってことがあるかい?
今後、この分野の研究は、もっと科学の基本に大切にしてほしい。
それは数学的な、統計学的なものの考え方をすることと、
データの改ざんをしないということである。
わたしら医療系の学者からしたら、当たり前のことなのですこれ。
どうも地球物理じゃそうなってないみたいだけど。
今回はたまたまGR則ってのが出てきたからバレたけど、
他にもあるんじゃねえの?
こういう事言われると腹立つとおもうけど、
相手を間違えちゃいけないよ。
不甲斐ない自分たちに対して怒れ。それをバネにしてくれ。
あれを80年もほったらかしてたんだぜ。
わたしのボランティアはこれでおわり。
もう相まみえることはないでしょう、本業いそがしいんでごめん。
奇貨可居というのは、珍しい人をないがしろにするなということ。
それは好機をもたらすかもしれない。
立ち直れとは言わないよ、ずっとコケてたんだから。体系を新しく作ってくれ。
頻度があがってたこと。
マグニチュードが大きくなっていたこと。
大きめの地震が密に起きていたこと。
それはなぜかといえば、統計をつかっていなかったから。
なにかを予測するときに統計つかわないってことがあるかい?
今後、この分野の研究は、もっと科学の基本に大切にしてほしい。
それは数学的な、統計学的なものの考え方をすることと、
データの改ざんをしないということである。
わたしら医療系の学者からしたら、当たり前のことなのですこれ。
どうも地球物理じゃそうなってないみたいだけど。
今回はたまたまGR則ってのが出てきたからバレたけど、
他にもあるんじゃねえの?
こういう事言われると腹立つとおもうけど、
相手を間違えちゃいけないよ。
不甲斐ない自分たちに対して怒れ。それをバネにしてくれ。
あれを80年もほったらかしてたんだぜ。
わたしのボランティアはこれでおわり。
もう相まみえることはないでしょう、本業いそがしいんでごめん。
奇貨可居というのは、珍しい人をないがしろにするなということ。
それは好機をもたらすかもしれない。
立ち直れとは言わないよ、ずっとコケてたんだから。体系を新しく作ってくれ。
4. 東北大地震の直前は
もうひとつすごいことがおきてた。
マグニチュードの分布がわかれば、ある状況がどれだけすごいことなのか、そのP値を計算できる。
これマグニチュードの時間変化である。
その移動平均を青であらわしてある。緑は平均よりも2σたかいところ。
滅多にそれは越えないはずなんだけど、何度も超えている。
そして3.11の数日前から、ものすごいレベルでそれを越えている。
これzスコアでいうと14とかそのくらいの値である。
そりゃp値はゼロだよ。起きえない話だ。
通常状態がどうであるのかを統計的に把握しているから、
こういう推定ができる。
把握してなきゃできない。
なんで3.11のときにできなかったかといえば、把握してなかったから。
統計の使い方を知らなかったから。
マグニチュードの分布がわかれば、ある状況がどれだけすごいことなのか、そのP値を計算できる。
これマグニチュードの時間変化である。
その移動平均を青であらわしてある。緑は平均よりも2σたかいところ。
滅多にそれは越えないはずなんだけど、何度も超えている。
そして3.11の数日前から、ものすごいレベルでそれを越えている。
これzスコアでいうと14とかそのくらいの値である。
そりゃp値はゼロだよ。起きえない話だ。
通常状態がどうであるのかを統計的に把握しているから、
こういう推定ができる。
把握してなきゃできない。
なんで3.11のときにできなかったかといえば、把握してなかったから。
統計の使い方を知らなかったから。
3.5.Appendix
この論文みたときはぜひ、サプルメントのAppendixをみてほしい。
これQQplotの優位性を説明している。
わたしたちはそんなに正確にそれぞれの分布について覚えていない。
この帽子みたいな分布は正規分布にみえるかもしれない。
でも、まあidealなカーブを書けるのなら違いがわかる。
でもこれはQQとればあっというまにみえる。
すごい曲がってるしね。
ちなみにこいつはコーシー分布だった。
あと、ヒストグラムって全部のデータが使えないのだ。
たとえばこのケースでは、たとえば10個くらいのデータポイントで、
分布を判断しなきゃならない。無理だって。
その点、QQならデータ全部をつかって確認ができる。
こういう方法つかわかないで、ヒストグラムにたよっているから、GR則なんかにひっかかるんだぜ。
でもたとえばこの4点くらいで納得しちゃうのはほんと、これはかなり恥ずかしいぞおい。
しっかりしてくれよ。
これQQplotの優位性を説明している。
わたしたちはそんなに正確にそれぞれの分布について覚えていない。
この帽子みたいな分布は正規分布にみえるかもしれない。
でも、まあidealなカーブを書けるのなら違いがわかる。
でもこれはQQとればあっというまにみえる。
すごい曲がってるしね。
ちなみにこいつはコーシー分布だった。
あと、ヒストグラムって全部のデータが使えないのだ。
たとえばこのケースでは、たとえば10個くらいのデータポイントで、
分布を判断しなきゃならない。無理だって。
その点、QQならデータ全部をつかって確認ができる。
こういう方法つかわかないで、ヒストグラムにたよっているから、GR則なんかにひっかかるんだぜ。
でもたとえばこの4点くらいで納得しちゃうのはほんと、これはかなり恥ずかしいぞおい。
しっかりしてくれよ。
1. なんで私が地震の論文を?
すごく越境した論文をかいた。
まあ奇貨居くべしっていうし、ちょっと聞いてほしい。
まあ論文は、レビューワーの機嫌そこねちゃいけないし、
だから奥歯にものがはさまったような言い方しかしてないのだけど、
実際にはちょっとかなり怒りながら書いた論文である。
やあっと出たのでこれ公開できます。
https://doi.org/10.1190/INT-2024-0162.1
Seismic pattern changes before the 2011 Tohoku earthquake revealed by exploratory data analysis
ごめんお金なくて全文を公開できないんだけどarxivにでてます。
https://doi.org/10.48550/arXiv.2302.02326
これまってるあいだにこっちも出ちゃった。
応用したやつだ。
https://www.mdpi.com/2624-795X/6/3/52
Earthquake Swarm Activity in the Tokara Islands (2025):
Statistical Analysis Indicates Low Probability of Major Seismic Event
それぞれプレスリリースでました。
https://research-er.jp/articles/view/148347
https://research-er.jp/articles/view/148346
何であんたが地震の論文なの? 研究してたっけ?
してません。
まあ、ちょっとした理由があったと。
ちょっと個人的な事情。
3.11、私も被災しました。びっくりしたよ。
職場で、自分でつくったしょぼい棚が折れそうだったから、
それを支えながら、ずいぶん長い揺れだなあって。
すぐ停電したし。
これは仕事にならんので、学生に、みんな早く帰れ、
たぶん信号ついてないから気を付けてねとかいいつつ。
子供も気にかかったし。
この時点で私の脳裏に津波はなかった。
だから能天気に、気をつけなきゃねとかいいつつ、
いつもの海沿いの道をのんびりとクルマを走らせた。
それからずっと停電で、レジつかえなくてスーパーが閉まったり、
でも生鮮食料品配ってくれたり(その感謝は忘れない)
電気こなくて米たけるひとが私しかいなかったり、
子供らがいてほしそうだったので、なんかずっと家にいた。
何が起きていたのかわかったのは1週間くらい後だ。
ずっとテレビみて絶望してた。
ほとんど全滅した小学校があるとか、ほんとつらかった。
なんであの子たちで私じゃなかったのかっていう問いはたぶん一生きえないとおもう。
学生たちがボランティアに行ってくれたけど私はやめておいた。
つかいもんにならんだろう。子供の世話もあるしなあ。
でもまあこれも引け目のひとつではある。
私はほんとに役に立たなかった。
あんなに無力感にさいなまれたことってない。
だから3.11のことはずっと忘れてなかった。
なんで地震のデータみたの?
わたしはひごろ、医療関係のデータ分析をしている。
大学の講義で統計おしえてて、ランダムなイベントのおきる時間のサンプルがほしかったのね。
それはたぶん指数分布をするだろうから。
左が高くてすっと下がるやつ。
これ、ランダムイベントのおきる時間間隔として知られている分布。
Rに間欠泉のデータがあったんだけど、
いまいちこれじゃないふうで(ランダムじゃないんだろう)。
地震ってランダムにおきてないかな?
地震のデータって気象庁が公開してくれている。 地震がおきた時間、震源地、震度、マグニチュードのデータが何十年か分ここにある。 で調べたら、まさにどんぴしゃで指数分布だった。
これはy軸に、時間間隔を長い順に、そしてx軸にidealな指数分布を大きい順に、それぞれのquantileを比較したもの。
これがまっすぐなのは、つまりは地震の間隔は指数分布にしたがうってこと。
基本的にランダムなイベントなんだ。
なら3.11の前はどうだったんだろうと考えた。
なんか違ったことがおきてなかったか?
おきてた。線が曲がってる。
まあ対数とるとよりはっきりする。
これはつまり、いつもよりもより短い間隔で地震がおきているところがある
(それは東北地方だった)ことを示している。
これは、ちゃんと調べてみなきゃねとおもった。
あのときできなかったボランティアをいまやろうか。と。
まあ奇貨居くべしっていうし、ちょっと聞いてほしい。
まあ論文は、レビューワーの機嫌そこねちゃいけないし、
だから奥歯にものがはさまったような言い方しかしてないのだけど、
実際にはちょっとかなり怒りながら書いた論文である。
やあっと出たのでこれ公開できます。
https://doi.org/10.1190/INT-2024-0162.1
Seismic pattern changes before the 2011 Tohoku earthquake revealed by exploratory data analysis
ごめんお金なくて全文を公開できないんだけどarxivにでてます。
https://doi.org/10.48550/arXiv.2302.02326
これまってるあいだにこっちも出ちゃった。
応用したやつだ。
https://www.mdpi.com/2624-795X/6/3/52
Earthquake Swarm Activity in the Tokara Islands (2025):
Statistical Analysis Indicates Low Probability of Major Seismic Event
それぞれプレスリリースでました。
https://research-er.jp/articles/view/148347
https://research-er.jp/articles/view/148346
何であんたが地震の論文なの? 研究してたっけ?
してません。
まあ、ちょっとした理由があったと。
ちょっと個人的な事情。
3.11、私も被災しました。びっくりしたよ。
職場で、自分でつくったしょぼい棚が折れそうだったから、
それを支えながら、ずいぶん長い揺れだなあって。
すぐ停電したし。
これは仕事にならんので、学生に、みんな早く帰れ、
たぶん信号ついてないから気を付けてねとかいいつつ。
子供も気にかかったし。
この時点で私の脳裏に津波はなかった。
だから能天気に、気をつけなきゃねとかいいつつ、
いつもの海沿いの道をのんびりとクルマを走らせた。
それからずっと停電で、レジつかえなくてスーパーが閉まったり、
でも生鮮食料品配ってくれたり(その感謝は忘れない)
電気こなくて米たけるひとが私しかいなかったり、
子供らがいてほしそうだったので、なんかずっと家にいた。
何が起きていたのかわかったのは1週間くらい後だ。
ずっとテレビみて絶望してた。
ほとんど全滅した小学校があるとか、ほんとつらかった。
なんであの子たちで私じゃなかったのかっていう問いはたぶん一生きえないとおもう。
学生たちがボランティアに行ってくれたけど私はやめておいた。
つかいもんにならんだろう。子供の世話もあるしなあ。
でもまあこれも引け目のひとつではある。
私はほんとに役に立たなかった。
あんなに無力感にさいなまれたことってない。
だから3.11のことはずっと忘れてなかった。
なんで地震のデータみたの?
わたしはひごろ、医療関係のデータ分析をしている。
大学の講義で統計おしえてて、ランダムなイベントのおきる時間のサンプルがほしかったのね。
それはたぶん指数分布をするだろうから。
左が高くてすっと下がるやつ。
これ、ランダムイベントのおきる時間間隔として知られている分布。
Rに間欠泉のデータがあったんだけど、
いまいちこれじゃないふうで(ランダムじゃないんだろう)。
地震ってランダムにおきてないかな?
地震のデータって気象庁が公開してくれている。 地震がおきた時間、震源地、震度、マグニチュードのデータが何十年か分ここにある。 で調べたら、まさにどんぴしゃで指数分布だった。
これはy軸に、時間間隔を長い順に、そしてx軸にidealな指数分布を大きい順に、それぞれのquantileを比較したもの。
これがまっすぐなのは、つまりは地震の間隔は指数分布にしたがうってこと。
基本的にランダムなイベントなんだ。
なら3.11の前はどうだったんだろうと考えた。
なんか違ったことがおきてなかったか?
おきてた。線が曲がってる。
まあ対数とるとよりはっきりする。
これはつまり、いつもよりもより短い間隔で地震がおきているところがある
(それは東北地方だった)ことを示している。
これは、ちゃんと調べてみなきゃねとおもった。
あのときできなかったボランティアをいまやろうか。と。
3.グーテンベルグ・リヒターの法則
グーテンベルグ・リヒターの法則はマグニチュードがどんな分布をするのかについての法則である。
ウィキに記事があるけど、まあつまりこんなもん。
マグニチュードがM のときの地震の頻度をn(回/年)とすると、
M とn の関係は、パラメーターa 、b を使って次の式により表される。
log(n) = a-bM
logは自然対数じゃなくて底は10だけど、まあこの関係は底とかどうでもいいか。
ようは、マグニチュードのヒストグラムをつくって、
それを片対数プロットすると、直線関係が得られるというもの。
さっきも書いたけど、これ間違ってたのよ。
地震のマグニチュードは正規分布。
これをグーテンベルグ・リヒターの法則にしたがってプロットするとこうなる。
小さい○がヒストグラムのクラスのデータね。
たしかに、右端には直線がみえる。
でも全体はといえば、バックグラウンドに描いた正規分布によりよくあてはまる。
この法則が提唱されたのは1941年。
なんでいままで嘘がバレなかったの?
それは、これに合わない下の方というか、まんなかを含むデータをぜんぶまるっと無視したから。
法則を優先して事実に目をつぶってきたから。
これふつう科学では許されない、改ざんだよ。
これってどっからきたの?
正規分布のヒストグラムってこんなかんじ。
みなれた、上がって下がる、帽子のような、あの格好。
これを片対数でプロットすると、もっと砲弾みたいな形になる。点線ね。
その右側ってたしかに直線っぽい。
まあ厳密には、どんどんきつくなる傾斜ではあるんだけども。
この直線はただのアーティファクト、作図上のアーティファクトであって、
数学的な意味はない。
当然、物理的な意味もない。ただの偶然だ。
これがグーテンベルグ・リヒターの法則の正体だ。
えー論文では本文をさけてAppendixにちょろって書いてありますが。
レビューワーたち、GR則をけなすと怒るんだもの。
問題は、なんでその間違いに80年も気づかなかったの?
ってこと。
ねえ。
おそらくいまの専門家は地震についてこのように理解しているものとおもわれる。
これはBen-Zionのレビューで、ただ残念ながらGR則を基底にしている。
そのため地震はべき乗則でおきると主張している。
それ、どっちかというと科学じゃなくて経済学で使われるモデルなんだけど。
そこからどんなメカニズムを想像してるんだろう??
まあいずれにしても、これ間違いですから。
マグニチュードが正規分布するってことは、マグニチュードってエネルギーの対数なので、
地震のエネルギーは対数正規分布するってこと。
つまり、エネルギーは、複数のファクターが掛け算で決めているということ。
こちらのほうが、より、はるかに、正しいものの見方です。
はい、いまの専門家は全員、ずっとながいこと、勘違いをしておられます。
だから間違うんだよ。
ウィキに記事があるけど、まあつまりこんなもん。
マグニチュードがM のときの地震の頻度をn(回/年)とすると、
M とn の関係は、パラメーターa 、b を使って次の式により表される。
log(n) = a-bM
logは自然対数じゃなくて底は10だけど、まあこの関係は底とかどうでもいいか。
ようは、マグニチュードのヒストグラムをつくって、
それを片対数プロットすると、直線関係が得られるというもの。
さっきも書いたけど、これ間違ってたのよ。
地震のマグニチュードは正規分布。
これをグーテンベルグ・リヒターの法則にしたがってプロットするとこうなる。
小さい○がヒストグラムのクラスのデータね。
たしかに、右端には直線がみえる。
でも全体はといえば、バックグラウンドに描いた正規分布によりよくあてはまる。
この法則が提唱されたのは1941年。
なんでいままで嘘がバレなかったの?
それは、これに合わない下の方というか、まんなかを含むデータをぜんぶまるっと無視したから。
法則を優先して事実に目をつぶってきたから。
これふつう科学では許されない、改ざんだよ。
これってどっからきたの?
正規分布のヒストグラムってこんなかんじ。
みなれた、上がって下がる、帽子のような、あの格好。
これを片対数でプロットすると、もっと砲弾みたいな形になる。点線ね。
その右側ってたしかに直線っぽい。
まあ厳密には、どんどんきつくなる傾斜ではあるんだけども。
この直線はただのアーティファクト、作図上のアーティファクトであって、
数学的な意味はない。
当然、物理的な意味もない。ただの偶然だ。
これがグーテンベルグ・リヒターの法則の正体だ。
えー論文では本文をさけてAppendixにちょろって書いてありますが。
レビューワーたち、GR則をけなすと怒るんだもの。
問題は、なんでその間違いに80年も気づかなかったの?
ってこと。
ねえ。
おそらくいまの専門家は地震についてこのように理解しているものとおもわれる。
これはBen-Zionのレビューで、ただ残念ながらGR則を基底にしている。
そのため地震はべき乗則でおきると主張している。
それ、どっちかというと科学じゃなくて経済学で使われるモデルなんだけど。
そこからどんなメカニズムを想像してるんだろう??
まあいずれにしても、これ間違いですから。
マグニチュードが正規分布するってことは、マグニチュードってエネルギーの対数なので、
地震のエネルギーは対数正規分布するってこと。
つまり、エネルギーは、複数のファクターが掛け算で決めているということ。
こちらのほうが、より、はるかに、正しいものの見方です。
はい、いまの専門家は全員、ずっとながいこと、勘違いをしておられます。
だから間違うんだよ。
2. マグニチュードの分布
わたしはEDAつかうので、マグニチュードのデータが入手できたとき、
まっさきにまずqqnorm()やってみました。
正規分布と比較するのね。EDA使うひとなら絶対にやるはず。
正規分布する事柄って多いから。
するとこんなかんじ。
これy軸にはデータをソートしたもの、x軸にはidealな正規分布をとって、おたがいのquantileを比較してんのね。
もし正規分布するならまっすぐになる。
そう、マグニチュードはじつは正規分布なのでした。
じゃっかんの外れ値、大きな外れ値が、このときにはあったみたいだけど。
さて3.11のまえにマグニチュードどうなっていたか。
でかいのがまじっていて折れ曲がってました。
東北地方で大きくなってたのね。
大きくなる傾向と、増える傾向があわさるとどうなるか。
とんでもなくでかい地震が起きやすくなるわけだ。
ふつうM7って起きない。一年のうちに起きる確率は1.5E-07しかない。
でも3.11前の東北は違う。M9ってM7よりも1000倍も大きな地震だ。
それが、2年に一回くらいは起きちゃうことになってた。
とんでもないことだ。
まっさきにまずqqnorm()やってみました。
正規分布と比較するのね。EDA使うひとなら絶対にやるはず。
正規分布する事柄って多いから。
するとこんなかんじ。
これy軸にはデータをソートしたもの、x軸にはidealな正規分布をとって、おたがいのquantileを比較してんのね。
もし正規分布するならまっすぐになる。
そう、マグニチュードはじつは正規分布なのでした。
じゃっかんの外れ値、大きな外れ値が、このときにはあったみたいだけど。
さて3.11のまえにマグニチュードどうなっていたか。
でかいのがまじっていて折れ曲がってました。
東北地方で大きくなってたのね。
大きくなる傾向と、増える傾向があわさるとどうなるか。
| state 1 | state 2 | ||||
| λ = 1/9.3 (h-1) | λ = 1/2.0 (h-1) | ||||
| μ = 3.3 | μ = 3.8 | ||||
| σ = 0.59 | σ = 1.4 | ||||
| M | P-value | Expect/y | P-value | Expect/y | |
| 3.5 | 0.37 | 236 | 0.58 | 621 | |
| 4 | 0.12 | 90 | 0.44 | 590 | |
| 4.5 | 0.021 | 18 | 0.31 | 494 | |
| 5 | 1.9E-03 | 1.7 | 0.2 | 365 | |
| 5.5 | 9.3E-05 | 0.085 | 0.11 | 238 | |
| 6 | 2.2E-06 | 2.1E-03 | 0.058 | 136 | |
| 6.5 | 2.7E-08 | 2.5E-05 | 2.7E-02 | 69 | |
| 7 | 1.6E-10 | 1.5E-07 | 1.1E-02 | 31 | |
| 7.5 | 4.7E-13 | 4.5E-10 | 4.1E-03 | 12 | |
| 8 | 6.7E-16 | 6.3E-13 | 1.3E-03 | 4.2 | |
| 8.5 | 0 | 0 | 3.9E-04 | 1.3 | |
| 9 | 0 | 0 | 1.0E-04 | 0.45 |
ふつうM7って起きない。一年のうちに起きる確率は1.5E-07しかない。
でも3.11前の東北は違う。M9ってM7よりも1000倍も大きな地震だ。
それが、2年に一回くらいは起きちゃうことになってた。
とんでもないことだ。
登録:
投稿 (Atom)





